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連載 ダイジェスト版 『伊勢神宮と皇室1000年の空白』


まえがき

伊勢神宮とはウィキペディアで見ると以下のとおりに記載されている。

伊勢神宮は、国内にあまたある神社の頂点に立つ神社、いわゆる「総社」であり、 正しくはただ「神宮」というのが、正式な称号である。

そしてそれは、皇大神宮である内宮と、豊受大神宮である外宮を中心とする125(実際には123)社の神社群の総称である。つまり、境内の別宮、摂社・末社に至るまで、すべて「神宮」なのであると。

神宮といえば先ず内宮からではなく、外宮から参拝する習わしがある。

そもそも皇室の祖霊たる内宮から参拝せず、なぜ外宮から参拝するのが慣例なのか。

神宮のホームページサイトにはそれが神様の思し召し的な意味合いの説明があるが、ただの信心ならまだしも突き詰めると少し合点がいかない。 あくまでも個人的見解だがそれは外宮の御祭神たる豊受大神に秘密がありそうだ。

格式又は天照大神よりも、古い神様が祀られているという逸話についても後述する。

神宮最初の遷宮から皇室は明治まで何故参拝されなかったのか?

その1000年の空白理由を考察してみます。  次回は第1節『神宮の起源の遠因』をアップします。


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